夢を可能にするお金の話

経済界で熱い視線を集めるドンキホーテの大原孝治社長

2010年代後半の日本の経済を大きく動かしたと言っても過言ではない、中国人を中心とした爆買いにより、業績を伸ばした日本の企業は多いです。しかし、その恩恵を受けた企業のほとんどが爆買いブームが去った後は軒並み業績を下方修正せざるを得ないといった状況になりました。そんな中、爆買いの恩恵を受けながら、ブームが去った後も着々と好調な業績を積み重ねていった企業もあります。その代表的な企業が、パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスです。パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスは、現場に権限を移譲する個店主義を取っており、そのようなことが起きても臨機応変に対応できる点が、好調を支えているとされています。個店主義を推し進めてきたのが、大原孝治社長です。大原孝治社長はドンキホーテのような全国に多くのチェーン店舗を持つ企業などでは非常に難しいとされる個店主義を成功させたことにより、経済界のみならず様々な業界から熱視線を集めています。このような多くのチェーン店が出来なかったことを、大原孝治社長が実現できた理由は、小売業という名前の意味をしっかりと把握し、それを忠実に再現できたという点にあります。小売とは、小さく売ることを前提とし、小売りの積み重ねがチェーン全体の売上になるという考えを大事にしていることから、非常事態にも柔軟に、そして的確に対応できるということの積み重ねを大事にしているという姿勢が、このような大成功を生み出した要因となっています。